社員教育は充実している方がいい?

そもそも社員教育の目的とは何か

社員教育というとまず最初に思い浮かぶのは新人研修ではないでしょうか。社会人になったばかりの社員に向けて、社会人としての常識や仕事に必要な最低限のスキルを身に付けてもらうために行う新人研修は、多くの企業で実施されています。しかし、社員教育というのは企業側が社員に提供する教育全般のことを指し、集合研修だけでなく広義には個人的な指導も含まれるといえます。その目的は、会社や企業の一員として仕事をする上で必要な共通認識を浸透させ、一人一人が会社を代表する存在であるという意識を持たせることや、業務上役立つ様々なスキルや思考に関する教育を行い、会社の業績向上に寄与できるような人材を育成するということにあります。

充実した社員教育がもたらすもの

社員教育の目的が、会社への帰属意識を高めたり業務に役立つ人材を育成したりするというものである以上、それが充実していれば充実しているほど業務の効率化や業績の向上につながるということができます。例えば同じくらいの能力を持った人が同じくらいの人数いる会社でも、それぞれが思うように仕事をしていては効率が悪いですが、共通の認識を持って1つの目的に向かって協力することができれば、効率的に仕事をすることができます。また、個々の能力が高ければ高いほど仕事は円滑に進み、様々な問題点の改善や新しいアイディアの発想が生まれやすいことから、業績の向上につながります。このように社員教育は単にそれぞれの資質を高めるだけでなく、会社全体に影響を与えるものなので、それが充実している会社は安定した経営や今後の飛躍が期待できます。